「寒露」
陰暦九月の節で、陽暦の10月8日か9日です。
今年は10月の8日です。
太陽の黄経が195度になったときのことで、“露が冷気にあって凍りそうになる頃”という意味です。晩秋から初冬の頃に降りる露のことを,寒露と呼ぶこともあります。
昔、中国では寒露15日間を3候に分け、
@ 雁がまるで招待されたように集まり、
A 雀が減り、貝があふれ、
B 菊が黄色く咲くと言いました。
この時期は五穀百果を収穫する時期で、露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前です。また、紅葉が濃くなり、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代される時期でもあります。韓国ではこの時期に菊花煎を焼き、菊酒を作る風習があります。
天明八年の「暦便覧」には、「陰寒の気に合って、露むすび凝(こ)らんとすればなり」 と記されています。