| 「秋分」 | ![]() |
| 陰暦八月の中で、陽暦の9月23日頃です。 今年も9月の23日です。 太陽が秋分点に達した時で、春分と同じく夜と昼の長さが等しく、これより徐々に昼が短く、夜が長くなっていきます。日本で昼夜がほとんど等しくなるのは秋分から3日後になります。 また、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように暑さも峠を越し、過ごし易い気候になります。 彼岸の語源は「日願」であるという説もあります。これは古来からある太陽信仰の系統のものです。 春分・秋分は太陽が真東から出て真西に沈むとともに昼と夜の長さが同じということで、これは非常に重要な節目でした。「日の願」ということばもあり、これから「日願」になったとも言われています。 秋の彼岸の中日(秋分の日をはさんで前3日、後3日、合計7日が彼岸) で、国民の休日にもなっています。近年は温暖化の影響でまだ暑さの 残る気候ですが、かつては暑くもなく寒くもないさわやかな時節とさ れ、収穫と秋祭りの時期でもあります。 太陽が真西(極楽浄土の方角)に沈むことから、仏教の教えではこの期間にお墓参りなど先祖の供養を行い、仏壇のある家では花を供えた り、故人の好物だった菓子や果物、おはぎなどを供えます。お 寺では “秋の彼岸会”が行われます。 秋の彼岸前後に開花するため「彼岸花」といわれています。別名、曼珠沙華(マンジュシャゲ)ともいわれ、花が「先ず咲く」(マンズサク)ことからこの名で呼ばれ、又仏教用語の「天井の花」「赤い花」という意味で曼珠沙華になったともいわれています。 田圃のあぜに多いのは、毒性を利用して、野ネズミやモグラの害(あぜに水漏れ原因の穴をあける)を防ぐとか、飢饉のときに毒抜きして食べるため(救荒植物)だといわれています。 |