| 「冬至」 | |
| 陰暦十一月の中で、陽暦の12月21日か22日頃です。 今年は12月の22日です。 太陽の黄経が270度になったときのことで、地球の南緯23度27分に 達した日を冬至点と言います。 「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」 と暦便覧にあります。 一年中で最も夜の長い日。この日より日が伸び始めるます。 これをタタミの目、一目ずつ日が延びる、米一粒ずつ延びるなどといいます。そもそも冬至の日には昔から迎える冬に備えて風邪の予防に「柚湯」に浸かりました。お寺ではこのような冬至の祭をおこなうところもあり、仏前に供えた「ゆず」に、翌年一年間の無病息災を祈念します。冬至の日は太陽の高度が最低となって、一年で最も昼の時間が短い日になります。ですから太陽恵みによって穀物や野菜をつくる農民にとって、この日は太陽の強さの復活を祈る日となりました。昼の長さは9時間45分で夏至の日と比べますと、約に5時間の差がつきます。 この日について様々な言い伝えや風習が残されています。「冬至に天気が良ければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば雨が多い」「冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨」「冬至に雪が降れば豊作」という伝えがあります。 この日はカボチャやコンニャクを食べる風習があります。カボチャは夏の収穫期から冬至用に残しておきます。中風やかぜにかからぬといわれ、朝のうちに食べるとよいといわれています。コンニャクは一年間たまった砂を払うものだといわれ、「トウジ、コンニャクスナハライ」の言葉もあります。また、この日に風呂にゆずを浮かべ、ゆず湯といってやはり中風にならぬようにという伝えがあります。 「冬至冬なか冬はじめ」といわれます。 |