弥栄峡  やさかきょう

弥栄ダムの上流にある美しい渓谷で、広島県の名勝です。
「屏風岩」や「重ね岩」などの奇岩が渓谷のあちこちに点在しています。
遊歩道が整備され、行楽シーズンや紅葉の頃には、キャンプ場を含め多くの人で賑わいます。

弥栄峡のお三狐   夫婦狐の愛情が、戦いの勝敗を決めた

 その昔、安芸の三十という男狐と周防のお三という女狐が、弥栄峡の川を挟んで恋におち、ついには夫婦となったそうです。ところがその後、皮肉なことに安芸と周防間で争いが起こり、周防軍は白滝山に城を築きはじめました。
 そこで、お三狐は思案の末、夫のいうことに従い、安芸軍に勝利をもたらすことを決意。夫婦狐は、安芸地の山の峰から白滝の峰にかけて、提灯やたいまつをともした大軍が攻めて寄せたように化かしてしまいました。それを見ていた周防軍は、あわてふためき白滝の険しい谷間に落ちて全滅してしまったそうです。
 その白滝の頂上には、今なお建築にとりかかる寸前であった城の堀の面影がさびしく恨めしそうにのこっているとか・・・。

【アクセス】
車で山陽自動車道大竹ICから約25分


【お問い合わせ】
 大竹市地域振興課
 TEL 0827−59−2131